創業融資の相談(台東区の開業支援資金融資)
今日は平日自由に動ける貴重なお盆休み。
創業スクールでは、創業融資の申し込みは金融機関からとなるが対応が良いかどうかはそれぞれ違いがあるので、自分で金融機関を回って決めるように言っていましたが、都市銀行よりも信金の方が担当者との距離が近く対応も良いのではと思って、事務所予定地の台東区台東にある信金へ行くこととします。
(銀行には担当地域があるので、事業用の口座の開設や融資などは本店所在地/事業所もしくは自宅を管轄する地域の支店に行く必要があります。)
その前に物件の敷金や仲介の支払いなどもしておく必要があったので、これは手持ちの資金のある都市銀から振込みをし、こちらの通帳も融資申込の際に出せるようにしてから行きました。
意気揚々と信金に出向き、創業スクールで作った創業計画書をいくつか手直ししたものなどを窓口に提出し待ちます。
といってもお盆で非常にすいていたので、程なくして呼ばれ、上の階の融資相談などの窓口に案内されます。
事務所予定地の地区を担当する方は本日お盆休みとのことで、別の方にご対応頂き、創業計画書を見て現在の状況の確認をしながらいくつか聞かれていきます。
・現在の事務所は8月末で退職し、9月1日から独立開業で物件も決まっていること。
・東京信用保証協会の創業スクールに通っていること
・融資資金が必要な時期
などを答えていきます。
創業計画書では設備資金の申し込みを予定していましたが、設備資金のメインである敷金等は既に支払ったことや、その他のオフィス家具や備品なども融資実行前に購入して開業日を迎えそうなことなどを話していきます。
信金の方からは
・設備資金だと融資がおりてからそのお金で該当の設備の支払いをする必要がある
・運転資金であれば使い方の使途は問われない
という説明を受け、私の場合は運転資金での申し込みをすすめられます。
そこで、運転資金で融資を受ける際の創業計画書の「創業時の投資計画とその調達方法や内容」部分の具体的な書き方を聞いていくと、今までの経験上、運転資金は半年分くらいの家賃などのランニングコストを積み上げて融資希望額にしていけばいいのかと思いきや、一年分くらい見込みで計上していいですよとのこと。
途中、台東区の創業融資にも申し込めそうなことなどもご説明いただきます。
台東区の創業融資(開業支援資金融資)を利用すると、通常の東京都の創業融資の金利が2%であるところ、そのうち1%分を台東区が後日補給してくれるとのこと。
当初想定していた、東京都の創業融資では、「保証協会」と「金融機関」の審査を経て融資実行になるのですが、台東区の制度を使うとこれが、「保証協会」と「金融機関」と「台東区」の3者の審査を経ての融資実行になり、少し融資実行までの期間が長くなります。
しかし、金利2%のところ実質金利が1%になる!
これは、ぜひとも利用したいところです。
月末まではまだ仕事をしており平日動けないので、実際の申し込みは来月になってしまいますが、これなら無理なくいけそうです!!
来週改めて事務所予定地の地域の担当者から連絡を頂くということなどを話して本日は終わりました。
今日は、更に会計ソフトについても、既に弥生は持っていますが、ソリマチの会計事務所パックの内容がいいので、こちらにもお世話になろうと連絡をしました。 営業は平日だけとのことでしたが、今月中に対応してもらえないか無理を聞いていただき、先方の営業日外になりますが、事務所の入居予定日の土曜日に対応していただけることとなり、着々と環境はできはじめています。
私自身が東京都台東区の制度融資を使って利用した創業融資については、「台東区の制度融資を体験した時のこと」にまとめております。
私自身の開業後の追加融資については、「開業後の追加融資(代表・飯塚の場合 東京都 制度融資 都小口)」にまとめております。
追加融資については、最寄駅は秋葉原のままだったのですが、台東区から千代田区に事務所を移転したため、台東区の制度は利用できず千代田区の制度も残念ながら使えず、東京都の制度融資(東京都 都小口)の利用となりました。