税務署の職員の異動
一般の会社ですと3月決算(4月~3月)というのが一番多いですが、税務署の事務年度は6月締め(7月~6月)となっており、毎年7月10日は税務署での定期人事異動が行われ、調査官も一定人数が入れ替ることとなります。
このため、税務調査が完了していない進行中の案件についても、6月の締めまでに終了させる必要があるため、6月半ばのこのくらいの時期には税務署側と納税者側(税理士)の交渉が大詰めを迎えているところが多いかと思います。
上記のような事情から、税務調査は、一般的な新年度が始まる4月にも行われますが、4月に始まる調査よりも、税務署の新年度の始まりである7月以降に行われる調査の方が、時間もたっぷりかけられるので本気度が高いと言えます。
この税務署の新年度の調査については、税務署の職員の異動が行われる7月に調査先の選定が行われ、8月あたりに本格化していくといった流れになっております。
税務署から電話がきた、税務署からよくわからない書類が届いた、税務署が会社に来ているなど、お困りの際はお気軽に連絡ください!!
本日はこの辺で、実際の税務調査でどのようなことが調べられていくのかについてはまたの機会に。