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資金繰り

原因は入金までのタイムラグ 会社の資金繰りが行き詰まる理由

    会社ごとに決まっている「締め日と支払日」の規定

     

    新規事業を始めるためには、商品の仕入費用や、製造費用がかかります。さらに、社員への給与や、家賃の支払いなどの固定費も必要です。

    小売業であれば開店した1日目に売上が発生して現金が手に入ります。しかしそれ以外の業種は、商品が売れてもすぐに現金が入るわけではありません。通常、次のような段階があります。

     

    ①商品が売れる。

    ②販売先の締め日が来る。

    ③支払日に販売先が入金をする。

    ④売上が現金として入ってくる。

     

    たとえば……8月3日、得意先のA社から2000万円の商品の注文がありました。

    翌日4日に発送し、5日に納品が完了しました。

    この会社の締め日は31日で、支払日は翌月の30日です。つまり2000万円が支払われるのは、9月30日です。

    商品が売れて現金になり、その現金が使えるようになるまで、早くて1カ月、長ければ半年かかることもあります。締め日と支払日の規定は会社ごとに決まっており、通常は立場が優位な会社の規定に従うことになります。

    この例の場合、得意先の規定に従っているので、支払いはほぼ2カ月先になります。

    しかし従業員の給料や事務所の家賃、水道光熱費、借入金の返済といった固定費は、毎月支払わなければなりません。

    商品が売れているのに、支払いができない!?

    また、商品の仕入代金もあります。

    たとえば……商品は主に、B社から仕入れています。B社とは「25日請求、翌月20日支払い」という条件で契約しています。

    A社に売れた商品は、7月20日に1800万円で仕入れていました。そのため200万円の利益が発生します。

    支払日は8月20日ですが、その時点ではまだ、A社からの2000万円は入金されていません。商品が売れて200万円の利益が発生しても、9月30日までの間は1800万円マイナスの状態になります。

    商品が売れてから現金に変わるまでのタイムラグを考えずに事業を動かすと、会社を立ち上げるときに用意した資本金は、あっという間になくなってしまいます。

     

    商品が売れているのに、支払いができない。

    資金繰りは行き詰まるのは、このためです。

     

    【図表】

    【第5回】 原因は入金までのタイムラグ 会社の資金繰りが行き詰まる理由

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